集団療育「親子でうどんを打とう!」
2022.11.11 | 発達支援ルームでこポン, 奏音まつやま, 発達支援ルームに関することこんにちは!発達支援ルームでこポンです。
10月30日(日)に集団療育を行い、親子参加で粉からうどんを打ちました!
午前が4組・午後が5組の親子さんが参加してくださいました。
うどん打ちはほぼ初めての親子さんが多く、少し緊張した様子で始まりました。
まずは、粉の感触から・・・「さらさら」「冷たい」など子どもたちからいろんな感想があがってました(⌒∇⌒)
塩水を3回に分けて粉に混ぜ手でこねてお団子にまとまったら、ビニール袋に入れて足で踏みます。
お団子の上でバランスを取りながら踏むのは難しいので、お父さんお母さんに支えてもらいながら踏んでいきました。「うおーーー!」と声を出しながら踏んでいた子どもさんのうどんは、かなりコシのあるうどんになったのではないでしょうか?☆彡
踏んだ後はお団子を休ませるので、その間にミニレクレーション。 ご家庭でできる遊びをみんなで一緒に楽しみましたよ(^^)v
この頃には緊張もすっかりほぐれ、とっても楽しそうな笑い声がたくさん響いていました!
レクで遊んだ後はいよいよお団子を麺にしていきます。
麺棒を使ってお団子を伸ばします。お団子の生地にコシがでてきていて、伸ばしても縮んで戻ってくるので苦戦している子どもさんもいました。生地が分厚いと、茹でるときに時間がかかるのでみんな一生懸命薄く伸ばします。
↑↑ かっこよく伸ばしてますね!!
生地が伸ばせたら、包丁で切っていきます。手を切らないように慎重に、慎重に・・・・
この時ばかりはみんなとても真剣で静かーーーに集中してました。
今回は、できたうどんをそれぞれのご家庭へお持ち帰りいただき、ご家族で茹でて食べていただきました。
調理活動は、手順を覚えて思い出しながら作業をするのでワーキングメモリーを使います。また、工程や出来上がりや食べて「美味しかった!」という結果がはっきりしているので、理解しやすく自己肯定感を高め意欲も高めます。
うどんを打つ作業は、粉の感触や団子の感触を肌で感じ、団子を踏んだり伸ばしたりする時はバランスをとったり力加減をしたりする感覚を使います。切る作業は、両手が違う動作をしますので左右の脳で命令を出しながら動きを調整していく力を必要とします。刃物を使いますので、ケガをしないように集中し気持ちを抑制していく力も必要です。 このように、ざっと上げただけでも感覚統合を行う上で必要な要素がたくさん入っています。
加えて、自分が打ったうどんを、お父さんやお母さんと一緒に食べて「美味しいね、ありがとう」と言ってもらえる喜びや嬉しさが子どもさんを大きく成長させます。
参加された方から、可愛いお写真とお手紙をいただいたのでご紹介させていただきますね。
とっても美味しそうにできていますね!
自分で打ったうどんは格別だったと思います、また一緒につくりましょうね!!